
なるとオレンジサイダー販売/生産終了のお知らせ
なるとオレンジサイダーの販売/生産を終了します。
2017年から販売を続けてきたなるとオレンジサイダーですが、今ある在庫分をもって販売を終了することに決めました。7年間、ご愛好いただきありがとうございました。
以下はちょっとした思い出です。
なるとオレンジサイダーは、100%ジュウースをつくった翌年に販売開始しました。1リットルしかないジュースと違って、もっと手軽になるとオレンジを体験してもらいたい!と思って、飲みきりサイズの小瓶で、手に取りやすい価格で、買ったその場で飲めるようなものを、という考えのもと出来あがりました。
開発の時には少し味を整えることができて、できあがったサンプルが3種類あったのですが、そのとき試飲した5人くらいが全員「売れそうなのはあっちだけど、個人的にはこれが好き」といったのがこの苦くて青くさい味のサイダーでした。おいしいのかおいしくないのかよくわからないけど、ぼくも含めてみんなこれが好みだっていうのだからこれでいってみよう!と思い切ってリリース。以来、よそには絶対にない味だね!とか、風呂上がりに飲んでる!とか、ノンアルな気分の時にいいね!とか、いろんな感想をいただけて、毎度毎度楽しい気分でこのサイダーの存在感を感じることができました。道の駅でとりあつかってもらったり、宿泊施設のウェルカムドリンクとして各部屋でご提供いただいたり、創作ドリンクの素材としても使われたり、なるとオレンジの名前とともに各方面でお楽しみいただけたかなと思っています。
一方で、大量生産に向くサイダーに対して、森果樹園という小さな農家が取り扱っていくにあたりギャップを感じることもあり、これからの森果樹園を考えた結果、手放そう、という決断に至りました。来年の販売を楽しみにしてくださっていた方、ごめんなさい。これまで7年間、ご愛好いただきありがとうございました。新たな一歩へのひとつの決断として、受け止めていただけたらと思います^^