紅ナルト、デビュー。
紅ナルト?
淡路島でなるとオレンジを栽培していると小耳にはさむことがある品種。なるとオレンジの枝変わりかといわれてたりいなかったり。詳細不明です。というのも、なるとオレンジすら品種登録されておらず、もちろん紅ナルトも登録されておらず、謎が謎を呼んでおります。しかし、比較すると明らかになるとオレンジより紅く、風味も異なります。
なるとオレンジよりも酸味やほろ苦さが落ち着いて、元から持っている甘さを深く味わるなあと思うので、なるとオレンジの生食がお好みの方には結構オススメできる品種です。
ただ、香りも控えめなので加工にはなるとオレンジの方が向くかな〜とか、酸っぱいのが好きだったらやっぱりなるとオレンジの方がいいかもな〜とかも思います。
写真は撮ってないですが、外の皮を剥いたら中身はなるとオレンジと変わりません。でも食べると確かにマイルドで味わい深い。
森果樹園には、祖父から継承した時からなんだかちょっと紅いなぁと思っていた幼木が5〜6本ありました。これまで確証が持てないのでずっと搾汁してジュースにしていましたが、さすがに樹齢10年を越えれば立派な若木となり、収量も安定的に。なにより元気で病害虫にも強くて実が綺麗。なんとか生食用に販売できないかと普及センターに相談し、今年からこれを紅ナルトと判定することに。
なるとオレンジ(左)と紅ナルト(右)が隣接している写真。
紅なるとの方が明らかに紅いですね。
森果樹園からは初販売です。
なるとオレンジとの混合セットも用意しました。
収量すくないのでお早めに^^